手術室

手術室の流れ

術前訪問

外来に術前検査にこられた際か、手術前日に手術室看護師がお伺いして確認します。

お尋ねすること

  • 今までの既往歴
  • 全身麻酔の使用歴、ご家族の全身麻酔歴
  • アレルギーの有無(食べ物、薬、貴金属など)
  • 飲んでいるお薬、サプリメント、健康食品(お薬手帳をお持ちください)

※健康食品の中に治療に影響がでるものもあるので必ず伝えてください

手術を受けられる患者様へ個別性のある適切で安全な手術室看護を提供します。
手術前の外来受診時や手術前日・手術翌日には可能な限り手術室看護師がお話に伺います????
手術室では麻酔開始まで患者様がリラックスできるよう、お好きな曲をかけますので、
お気軽に手術室看護師までお伝えください♪

入室時の様子

手術室の入り口で、名前・生年月日・手術する場所を確認します。

手術中の様子

音楽のかかった明るい手術室です♪

手術室スタッフ一同、笑顔でお迎え致します(^^)

サプリメントが
手術に影響する

サプリメントが手術に影響する
可能性もあります!!

サプリメントや健康食品も
治療に影響することがあります。

血液をサラサラにするもの

アロエ・イチョウ葉・ニンニク・魚油(DHA・EPA)・ショウガ・チョウセンニンジン・ノコギリヤシ等

  • 手術中・手術後の出血が止まりにくくなる
  • 手術延期

鎮静作用があるもの

カバ・カノコソウ・
セントジョーンズワート等

  • 麻酔が効きすぎる

その他、治療薬の効果に
影響を及ぼすものもあります。

当院では手術前後のサプリメント摂取は原則14日間中止していただいております。処方されたお薬だけでなく、サプリメント・健康食品・市販薬等も必ずスタッフにお伝えください。

亀田病院手術室

麻酔・手術と
予防接種について

予防接種は、感染症の病原体の毒性を弱くしたものを体に取り入れることで、その感染症にかかった後のような免疫を獲得するものです。
麻酔や手術を受けることは、一過性ですが免疫機能が抑制される可能性があるため、予防接種から日が間もないと、ワクチンの効果が弱まり抗体ができなくなる可能性があります。
また、予防接種には発熱や発疹、痙攣などの副反応があります。副反応が起きる期間に麻酔や手術をすると、副反応が強くなることがあり、それらの症状が麻酔や手術の影響で起きたものか、副反応によるものかの区別がつきにくくなってしまいます。
以上より、当院では下記の表の様に予防接種から手術までの期間を設けています。
もし、早期の手術を希望される場合は、ワクチンの副反応が起きる時期を過ぎて、副反応の症状が治まれば全身麻酔を受けることができますが、ワクチンの効果が弱くなる可能性があることをご理解下さい。手術までの期間内にワクチン接種をした場合、当院までご連絡ください。

また、全身麻酔や手術後は、免疫機能の回復に1〜2週間かかるとされています。ワクチンの効果を十分に得るためには、全身麻酔から2週間以上経過し、体力と免疫機能が回復してからワクチン接種を受けるようにしてください。

ワクチンの種類と接種から
全身麻酔・手術までの期間

生ワクチン
<2週間空けて下さい>
BCG、みずぼうそう、麻疹、風疹、帯状疱疹(1回の用式)、おたふくかぜなど
不活性ワクチン
<1週間空けて下さい>
インフルエンザウイルス、日本脳炎ウイルス、肝炎ウイルス、ヒトパピローマウイルス(子宮頸がん)、肺炎球菌、Hibワクチン、ジフテリア、百日咳、破傷風、不活化ポリオ、帯状疱疹(2回の用式)など
mRNAワクチン
<2週間空けて下さい>
コロナワクチン